出産直前まで飲んでいた漢方薬の意外な効果
うちでは不妊治療だけでなく出産直前まで体質をみさせていただいています。
昔は妊娠したら漢方治療は終了していたのですが、中には8週とかで流産する人もでてきて、タイミングが合って妊娠できたことと、その赤ちゃんを大事に育てていくことは別で考えないといけないということを実感しました。
それから、できることなら、出産ギリギリまで漢方薬を飲むようにおすすめしています。
僕らが不妊症で悩んでいた時は元々、天才児を育てたいと考えていて、いろいろ調べていると人間の頭が良いかどうかは「遺伝よりも妊娠する時の精子と卵子がどれだけ良い状態のものか、そしてそこから生まれるまでの成長をどれだけ良質に育てられるか」にかかっていると書かれていました。
要はお母さんになる人の妊娠時代の体調と子供が天才になるか、頭が悪くなるかが関係しているということです。
「よし!これを実行してみよう」と研究してたら天才児をつくりだすことと不妊症を克服し、自然妊娠する方法が一緒だったことに、いきついたのです。
要は病院のホルモン操作で妊娠するよりも、自然妊娠の方が頭が良くて健康な子が生まれる可能性が高いということ。
何にせよ、漢方でも安胎薬というものが、ちゃんとあって「出来るだけ飲み続けたほうがいい」と文献にも書いてあります。
それにしたがって、うちもギリギリまで漢方薬を飲んでもらっていました。
それにあまり意識されていないですが、妊娠って実は大病につながる危険性もあるのです。
特に危ないのは腎臓。
嫁さんに飲んでもらっていたのは「天才児をつくるためにがんばって飲んでくれ」と頼んでいましたが、それだけでなく腎臓を守るという意味でも飲んでもらっていました。
実は家系的に腎臓が強くなかったので。
そんなわけで、しっかりと漢方薬を飲んで出産した結果どうなったかというと…
当時、何ヶ月違いくらいで何人かの友達も出産したのですが、その中でうちの子は段違いに病気をしません。
とにかく熱を出しません。
その間に友達の子達は何かにつけ高熱を出したりしていましたが、熱などの病気で心配したことがほとんどありません。
それは現在もそうです。
それと身体が、がっしりとしている。
妊娠した時は出産が近づくにつれ、大きく育ちすぎているペースだったのですが、出産間近になると、大きくならず、出産時は標準よりもやや上って感じでした。
ただ、これは漢方薬のおかげなのかどうかわかりません。
ちなみに僕たち夫婦は共に特に身体が強いわけではありません。
どちらかというとやや弱い方。
それから考えると漢方薬のおかげとも思うし、違うとも言えるし。
厳密にはどうなのかを検証しにくいです。
ところが、この最近、出産ギリギリまで漢方薬を飲んでいたという人が何人か来られていた時に、赤ちゃんの状態を聞いてみると…
そしたら、みんな同じような答え。
出産ギリギリまで早いペースで大きく育って、出産したら標準よりもやや上の感じ。
身体つきも女の子も含めてガシッと詰まっていてしっかりとしている感じです。
実際にベビーマッサージの人に赤ちゃんにしては、めずらしくしっかりした体つきだと言われるようです。
それに、とにかく熱を出さない。病気をしない。
うちと同じ状況だったのですね。
これだと漢方薬って、やっぱり飲み続けたほうがいいんだろうなと思いました。
で、天才児なのかどうか?
う〜ん、それは難しかったみたいですね。
よくわかりません。
ただ、うちは、しつけるのに子供を叩いたことも、どなったこともありません。
しつけが大変だと聞いていましたが、説明すればちゃんと言う事を聞きます。
それでいて抑圧されているわけではなく社交的で行動的です。
しつけのどこが大変なのか、僕はよくわかりません。
これもひょっとしたら、漢方薬のおかげかもしれません。
漢方薬を出してるから「赤ちゃんにも母体にも良いって言ってるのでしょ」って言われるかもしれませんが、そんなの抜きにして、漢方薬を飲み続けて生まれた子とそうでない子には生まれた時から差があるように思います。
何かで成功するって、努力は、もちろん必要だけど、現実は、生まれつきの才能や健康がめっちゃ大事だと思うのです。
なので、スタートラインは、できるだけ、天才かどうかはわからないですが、何にでもチャレンジできる健康な体で産んであげたいですよね。
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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
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2013年12月13日 6:15 PM | カテゴリー:漢方の事あれこれ