東京漢方相談会のお知らせ

お店の宣伝になります。

まごころ漢方では3ヶ月に1度、定期的に東京で漢方相談会を行っています。
関東方面の方で漢方相談をご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
東北や関東甲信越方面からもお越しいただいています。

ご相談当日は漢方薬はお渡しできません。ご相談のみです。
漢方治療や漢方薬の事だけでなく現在の病院の治療のことや薬などの疑問。
飲まれている健康食品のことなど、気になることは、なんでもご相談ください。
相談は無料です。事前の完全予約制です。

僕自身、元々、話好きなので、お気軽にお申し込みいただけたらと思います。

【日時】
・2017年 08/26(土) 11:10〜19:00(最終受付18:00)
・2017年 08/27(日) 10:00〜19:00(最終受付18:00)
・2017年 08/28(月) 14:30〜16:30(最終受付15:30)
※いずれかのご希望の時間帯をお知らせください。相談時間は最長で50分位です。
場所:浜松町(詳しい場所は連絡をいただいた方にメールにてご連絡します)

これから、うちのネット漢方相談を検討されている方で、なおかつ直接会っての相談希望の場合は別途、漢方相談会の予約をこちらからご連絡ください。

予約はコチラから。

ネットでのご相談はコチラから。

お待ちしております。
※予約は一杯になり次第締め切ります。連絡を頂いた際には、
すでに予約がとれない状況もありますがご了承ください。

【病院の不妊治療のこと、漢方のこと、何か聞きたいことがあれば、infoあっとmagocoro-kanpou.com まで「ブログで質問したい」とご連絡ください。(あっとは@に変換して送ってください)】

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「漢方薬で、たった3ヶ月で妊娠しました!」の危険性

昔、ある患者さんから「先生のところも、いろいろな治った症例をサイトに載せれば、迷わずに先生のところに来れたのに・・・」と言われたことがあります。

その患者さん、うちに来るまでに2件の漢方薬局に相談に行ったのですが、いわゆる、よくあるニセモノ系の漢方薬局。
漢方薬自体は医薬品販売の許可を持っていれば、誰でも売ろうと思えば売れるので「漢方薬を使った治療ができる」ことと、ただ単に「漢方薬を扱っている」ことは全くの別物。

漢方薬局、東洋医学内科など看板を掲げることは自由なんですよ。
でも、ほとんどの「漢方相談」と称しているところは、漢方薬を処方箋で処方したり、販売はできても、「漢方薬を使って治療ができる」とは考えない方が無難ですよ。

その患者さんも、そんな「漢方薬をただ販売しているだけの漢方薬局(その正体は、ただのサプリ売り)」に引っかかって、時間もお金も無駄にしたので、「先生のサイトに良い症例が紹介されていれば、真っ先に来たかもしれないのに・・・」という話になったのです。

しかし僕自身は「治った例を宣伝する」というのがあまり好きではありません。
治した例が少ないわけではありません。

むしろ、手前味噌ですが、治った例は、たくさんあります。
しかも、うちはサプリや他で飲んでる漢方薬などはやめていただき、病院の治療は急性の短期間の治療しかできないと思っているので、病院との併用で治ったのではなく、うちだけの治療で治った臨床らしい治験例です。

例えば阪大の専門の医者に5年間、かかっていて、ウンともスンとも変化のなかった難病の人を完治させた例もあります。

でも、そんな例をあまり載せないのは、漢方は、その人自身だけのその時の体質をみて、漢方薬を合わせていくので、不妊症のAさんがすぐに妊娠したからといって、不妊症のBさんがすぐに妊娠するとは限らないからです。

漢方は病名や症状だけで体質を判断したり、漢方薬を選ぶわけではありません。
AさんもBさんも一番の悩みは不妊症という共通の悩みかもしれませんが、Aさんは過去に子宮筋腫の治療歴があり、現在は足は冷えるが、頭はのぼせ、便は・・・オシッコは・・・と体全体を見ていけば、Bさんとは年齢も住んでいる環境も生活リズムも悩でいる症状も何もかも違います。

子供ができにくいという1項目だけが共通しているだけで、極端に言えば、100のパラメーターの内、不妊症という1項目は一致しても、あとの99項目(症状等)は全部違うこともあるのです。

それが、個人の体質ですね。

だから、不妊症だから、誰でも当帰芍薬散とか、温経湯というマニュアル処方が、いかに愚かで漢方の医学理論を完全に無視した方法かが理解していただけると思います。

実は、治験例はマーケティング的に必須とされているものです。
治療的にではなく、お金儲け的に必須なのです。

僕は自分でもWebサイトを製作しますが、大概の病院や薬局はWebサイトを製作してくれる専門業者に委託します。

その際の製作のセオリーとして「良かった体験例」は必須なのです!
これは漢方に限らず、サプリメント、コスメ、鍼灸、マッサージ、食べ物、なんでもですね。

「この漢方薬局でたった3ヶ月で治りました!!」
「騙されたかもと思いながら飲んだサプリで次の日から疲れ知らずになりました!不思議です。」
「半信半疑で使ってみたら次の日にお肌ツルツルになりました!!」

信憑性を高めるためにお客さんからの手書きの手紙の写真を添えたり、必死で涙ぐましい「騙してんじゃないですよ」アピール。

でも、こんな症例って、実は、いっくらでも捏造できます。そして現場では結構、捏造しています。
手書きの手紙だって自分か友達に書いてもらったらいいだけ。

良い症例が少なければ、Webの製作会社の営業さんが「1つの良かった症例を名前や感じを変えて3つくらいに分割して、増やしましょう!」なんて親切に提案してくれることもあります。

なので、この業界の裏も表も見てきた専門家として言わせてもらえば、
「たった1ヶ月で・・・」
「たった1粒で・・・」

調子の良い例ほど、注意する必要があります。

また、漢方に関しては、その調子の良い症例も「あなたにはあてはまりません」
なぜなら「体質や生活環境、生活リズムなど」が、その治った例の人と全く一緒なんてありえないからです。

うちでも、「よかった例はどんな例がありますか?」と聞かれますが、僕は、こう答えています。
うちでは「45歳で、うちの漢方薬のみで開始から8ヶ月後に自然妊娠した方」がいらっしゃいますが「28歳で基礎体温は理想的な周期と形で、うちに3年近く通って全くカスリもしなかった人もいます。残念ながら、それが漢方の現実です」とお話ししています。

他の分野の真実はわかりませんが、漢方は個人の体質に対して、常にその人だけの治療を考えていくので、「不妊症は漢方薬で克服できますよ!」なんて言って、良い症例ばかり出しているところは、逆に漢方としては全然ダメだと考えても良いかもしれません。

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睡眠不足と不妊症は関係があるのか?

睡眠はどの程度まで減らせるか?
こんな記事がありました。

睡眠に関しては、長く寝たほうがいいとか、短い時間でも全然OK!とか、いろいろな説があります。

僕は職業柄、医療系の記事、特に海外系の医療記事は、よく読むようにしているのですが、コーヒーとジョギングと睡眠は、毎年というか、何度も何度も「多いほうが体にいい」とか「少ない方が体にいい」という具合に、交互に良い!悪い!と繰り返されています。

現時点で「睡眠は長い方がいいに決まっている!」もしくは「睡眠は短くてもOK!」と思っている人は、どちらも試して、自分の体に聞いたほうがいいです。

この睡眠に関する記事はそれを踏まえて「睡眠は個人差がある」と断った上で、最低と最高の睡眠時間が記されています。
それは6時間〜9時間。

僕も昔から、どっちがいいのかをずっと研究してきました。
実際に最低3時間だけで、何日かすごしてみたり、9時間寝て、すごすようにしてみたり・・・
いろいろな時間を試した結果、最低6時間半という感じになりました。
疲れていて長く寝る場合は8時間半。

友達に3,4時間しか寝ないで活動する人が何人かいます。
体格も良く態度も精力的な感じの人が多いのですが、漢方的な目で見ると体の中身は、正直、良い状態とは言えない感じ。

僕が自分で試した時も短い睡眠も徐々に慣らしていけば、それは、それですごせる感じはしましたが、次の日も活動できるかどうかよりも、寿命を縮めていたり、ガンになる確率を高めているような感じがしたので、やめました。
なんか短い睡眠に慣れること自体が危険なような気がしました。

睡眠は浅い眠りと深い眠りを90分のサイクルで繰り返していると言われていますが、僕の場合は、なぜか最低6時間半、最高8時間半が良い感じ。
なぜか90分サイクルにならないのですが、一瞬で寝ているつもりで結局、正味の睡眠時間は6時間なのかもしれません。

まず、睡眠に関する嘘、本当を知ってもらいましたが、睡眠不足と不妊症は関係あるかというと言うまでもなく関係があります。

人間にはサーカディアンリズムという体内時計があります。
これは、各種ホルモンが活発になる時間があらかじめ自動で決められていたり、自律神経がどの時間で切り替わるかが決められている遺伝子に刻まれた時計です。

こんな医学的なことを知らなくても、そもそも人間は大昔から、時間にしたがって生きてきています。

不妊症で鍵になるのは月経リズムです。
平均は28日周期。個人差で28日周期がいつも26日周期なら問題はないですが、前々月は28日周期だったり、今月は30日周期だったり、今月は26日周期だったりというのはダメです。
これはホルモンバランスが崩れています。

妊娠の成功の鍵は「要らなくなった経血を排出する(低温期)→排卵する(排卵期)→受胎して→受精卵を育てる(高温期)」という月経リズムがリズム(時間通りに)よくつながることです。

月経リズムと同じように起きる時間や食べる時間、寝る時間。
みんな時間が決まっているわけです。

月経周期が乱れている人を不妊治療の病院では、クロミッドを使ったり、HCGやルトラールを使っって無理やり、短い高温期を長くしようとしたりしますが、そもそも、月経周期、月経から次の月経への時間は、体内のリズムにしたがって動きます。

月経周期を正常にするためには、人工化合物であるホルモン剤を飲む前にできることがあります。

それは普段の毎日の生活を規則正しくすることです。

起きる時間、食べる時間、寝る時間。これらと月経から次の月経への時間(月経周期)は別物だと思いますか?

1日24時間の中で起きる時間も寝る時間も食べる時間も毎日バラバラ。でも月経周期は672時間後(28日×24時間)にちゃんと来る?
そんな都合がいいわけありません。
毎日の生活時間が乱れれば、672時間後のリズムがちゃんと刻めるわけがないのは、医学的な知識がなくても容易に察しがつくと思います。

なので、不妊治療の第一歩は人工化合物のホルモン剤を飲むことではなく、睡眠時間、食事時間を一定のリズムにすること。
そうすれば、24時間を28回かけた28日後の月経リズムもちゃんと来るようになります。(リズム以外のことが問題になることもありますが)

ちなみに現在、文化の多様化で昼夜の生活が逆転していたりする方もいらっしゃいますが、体内時計は24時間で辻褄を合わせればいいものではなく、この体内時計は太陽の浮き沈みと関わっていますので、当然、昼に活動して夜に寝るというように遺伝子に設定されていますので、昼夜が逆転している人は、不妊症やガンなどにもつながる可能性が高くなるので注意が必要です。

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なぜ先生によって漢方薬が変わるのか?

最近は漢方も治療の1つの方法として市民権を得てきたようで、病院の治療だけでなく、漢方も治療の1つとして利用する人が多くなりました。

患者さん側が治療の1つとして認識してもらえるのは嬉しいことですが、残念ながら、肝心の治療者側である病院や漢方薬局の先生方は、漢方を治療としては捉えていないのか、理解できないのか、治療方法としてはやっていない(できない?)人が多いのがこの業界の悲しいところです。

そもそも、なぜ、そうなるかというと、漢方があまりに西洋医学とかけ離れた医学で根本的な定義や理屈が違うからです。

わからなさすぎるから西洋医学の知識から理解しようとして余計にヘンテコな漢方としてわかったつもりになってしまうか、ただ単に普段、処方している化学合成薬よりも副作用の少ない自然の薬として処方し、治療の考え方や診断等は西洋医学の理屈で考え、東洋医学としては無視するなど、どちらも漢方薬を全く活かせない方法をとっていたりするのが現状です。

処方している先生自体が「漢方の定義や考えを東洋医学として理解しようとしない(理解できない?)」ことが普通の業界なので、全く医学知識のない患者さんはもっと混乱してしまいます。

漢方はそんな感じでわからなすぎることが当たり前になっていて、ある種、嘘でも言ったもの勝ち的な説明などが横行していて、今回も、そのうちの最もよくある患者さんの質問を紹介したいと思います。

「何軒か、漢方相談をしましたが、どこも選ぶ漢方薬も説明も違います。なぜですか?」

漢方薬を東洋医学のものとして使用しているうちとしては、体質診断も漢方薬も変わるのは、ごく当たり前のことですが、おそらく西洋医学的な発想から考えると疑問に思ってしまうと思います。
もう一つは、自分の体質に絶対的な体質があると考えているかなと。

西洋医学は、平均の医学とも言えます。
個人の体質など全く考慮せず「大多数の人の◯○の病的条件があなたにもあてはまれば、あなたは○○病」となります。
体質差、個人差は考えないので、とにかく病的条件があてはまれば、病気です。

イニシャルトーク的でわかりにくいですが、例えば不妊症という定義は「男女が一定期間、継続的に性交を行なって妊娠が成立しなければ不妊症」
たったこれだけ。

で、このモヤモヤ曖昧な状態の不妊症の方が病院に行くと、使うホルモン剤は皆同じです。
排卵誘発にクロミッド、オプションでHCG、HMGの注射、高温期維持にルトラール、月経調整にソフィアA。
アトピーにステロイド。胃腸障害に胃酸を抑えるか、胃酸を促す薬。
どこもチェーン店のように似たり寄ったりの薬です。

体外受精はその病院の考えや技術で変わりますが、ホルモンだけの服薬なら、まー変わることがないです。王将はどこで食べても、だいたい同じです。

これは西洋医学の特徴です。
西洋医学にはガイドラインという一定の基準があり、検査の基準値や状態の基準があるので、ある意味、マニュアルにあてはめて、どんな状態かを見るようなものなので、どこも同じような診断、おなじような投薬になるわけです。
不妊治療に限らず、病院の治療はどの病気でもこんなようなものなので、西洋医学の考えのままで漢方も考えると、どこも同じ答えになるはずなんですね。

もう一つ、誤解されているんじゃないかと思うのは、自分の体質は今は誰も知らないが、唯一無二の生まれつきの体質があって、それを見つけ出し、そに会う漢方薬があれば、全てが良くなっていくという考え。

これは完全に間違いです。
もちろん、持って生まれた家系にある体質はありますが、それは診断の際に参考にする程度。

唯一無二の絶対的な体質は残念ながら存在しません。
それどころか、季節や生活環境の変化などで、体質は変わっていきます。

また、そもそも「あなたの体質は〇〇です」と決定できるのは、その漢方薬を飲んで、いろいろと良くなった結果でしかわかりません。

だから、世界一の腕の漢方医が分析しても、漢方薬を飲まれ前は推測でしかありません。
外すことだってあります。外す。つまり、結果的に処方した漢方薬で良くならなければ、その体質ではなかったということになります。

なので、病院がやってるような西洋医学の病名やいくつかの症状だけで処方するマニュアル式でない限り、漢方の先生によって、全て体質も選ぶ漢方薬も変わります。

「体質」や「自分に合っている漢方薬」はあくまで結果論なので、どこの先生も説明する体質も選ぶ漢方薬も変わって当然なのです。

ある種、株の投資を誰に委ねるかに似ています。
どれだけ理屈をこねて儲かるといったって、結果で損することは当たり前で結果は誰にもわかりません。
派手に吹く奴ほど詐欺師が多く、損をしても挽回できる地味な考えと手法を持っている人ほど頼れると思います。

じゃあ、どうやって良い漢方医を選べばいいのか?
治せそうなイメージや宣伝をしている先生に託すのではなく「漢方薬を利用して治す(赤ちゃんを授かる)先生自身の考え方や方法をもっているところ」です。
手前味噌ですが、うちはWebサイトにあなたも治りますよ!みたいな症例や漢方薬は安心で効果あるなんて説明などは載せていません。
本当に治る(授かる)ための自分の考え方と方法を模索していることをひたすら書いています。

「漢方は安全で効果が高そうだから」とか「良い症例があるから」では、レベルが高いかどうかは判断できないということですね。
むしろ、逆にその先生自身の治療の考えが伝わってこないところは、漢方自体を理解していないと見ても差し支えないかもしれません。

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漢方薬の妊娠率

漢方薬を使った漢方治療での妊娠率ってどれくらいか気になるところですね。
うちでもよく聞かれます。

皆さんも答えを想像されていると思いますが、不妊症といっても、若い人から年齢の高い人、日常で何も不快な症状がない人や反対に月経不順の人。もともとアトピーなどの持病を持っている人や膠原病などの難病を持っている人。

病院は、便宜上、不妊症と分けていますが、不妊症は病気ではなく、原因がわかっているものでもないので「不妊症はどれくらいの期間で克服できるのか?」と言われても、本当に人それぞれすぎて、治療に取りかかる前に、どれくらいの期間で妊娠するかを知ることなんて不可能ですね。

逆に「これくらいの期間や確率で妊娠しますよ」とか言ってるところって商売的に買わせるために煽っているだけだと思います。
治療者なのに冷静さのカケラもないですね。

なので、答えは「人それぞれ」になります。

でも、これじゃあ、面白みも何もない答えです。
僕もかれこれ、10年、漢方で不妊治療をしています。
漢方は胃腸科とか皮膚科などはなく、全身をみて体質を判断する医学なので、僕はどんな病気の人でも見ますが、それでも自分たち夫婦が実際に経験した不妊症は、その治療の中でも特に専門的にしているところがあります。

今までたくさんの不妊症の方の治療をしてきたので、その経験をもとに妊娠率というか、こんな人が妊娠しやすい条件とその条件に付随する治療期間ですよ。ということは話せるかなと思います。

まず、最初に漢方薬を飲んでいたら、やがて妊娠するわけではありません。
妊娠させる効果の薬なんて西洋医学のホルモン剤や薬を含めて、この世に存在しません。
西洋医学も東洋医学も妊娠しやすい状態をつくるための治療です。

なので、漢方の場合は特に「漢方薬だけを飲んでたら、どれくらいで妊娠するのか?」なんて答えを出すことは不可能です。
ただし「どのように取り組んだら、どれくらいで妊娠したか」という共通項や条件は、あるような感じです。

うちの妊娠するまでの期間は、どうも4パターンな感じで、
治療を始めてから1ヶ月〜3ヶ月以内に妊娠する人。
6ヶ月〜8ヶ月以内に妊娠する人。
8ヶ月〜1年6ヶ月以内に妊娠する人。
1年以上の治療継続という感じで分かれます。

1ヶ月〜3ヶ月以内に妊娠する人というのは、40歳など比較的、年齢が高い方でもいらっしゃいます。
40歳以上で妊娠された方もうちに来るまでに全然、妊娠したことがないという人だったので、偶然でもないようです。

条件的には年齢が若いか高いかということはあまり関係ない感じで、病院でホルモン剤を使ったことがない人が多いです。
共通しているのは、性格的にあっけらかんとした感じの人が多く、妊娠したいけど、「妊娠するか、どうかに頓着していない」といった感じの印象です。
逆に短い期間で妊娠する人の中に「なかなか、妊娠しないのですが、どうしましょう」と常に悩んでいる方はいません。
身体の状態よりも性格の方にうまくいく要因がありそうな感じです。

基礎体温は低温期と高温期のメリハリがはっきりとしている感じのパターンが多いです。
後、ご主人が一緒になって協力している。という感じがあるのも、この期間で妊娠する方のパターンです。

6ヶ月〜8ヶ月以内に妊娠する人。うちの患者さんの中で、この辺りが、一番、多い感じです。
年齢的には38歳までの方が多いです。
ホルモン剤は、クロミッドと注射を少しだけ。など、少しだけ経験はあるが、それほどガッチリとは使ってこなかった方が多いです。

うちの治療で徐々に徐々に身体のいろいろな症状や基礎体温などが調整されて良くなっていく感じで、階段を上る感じで、良くなった末に妊娠達成!といった感じです。

うちは、体質にあわせた食事や運動、気持ちの持ちかたなどのアドバイスをするのですが、そういった生活の中で、できることも当初から頑張ってされている方が多いです。
基礎体温の全体的なバランスは、排卵期に少し弱点があったり、高温期がやや短かったり、それほど悪くないけど、弱点はあるよねーといった感じ。
ご主人は最初は協力的でなく、中盤から協力的になってくる感じです。

8ヶ月〜1年6ヶ月以内に妊娠する人。
こちらは6ヶ月〜8ヶ月以内に妊娠する人のパターンで38歳以上になってくると、それ以下の人よりも、少し時間がかかってくる。という感じです。

1年以上の治療継続。
つまり、1年以上になるけど、妊娠できない人ですね。
年齢が高いほど、この期間にはいる確率は高くなるように思います。
ずばり、このタイプの共通項は、ご主人が協力的でないです。
奥さんが1人で、がんばっている感じ。
不妊治療の病院の経験も長かったり、豊富でホルモン剤もいろいろと長期間使ってきています。

体質に合わせた運動や食事も「やりたいけど、なかなかできない」といった感じの人が多いです。
性格的にも、良い意味でも悪い意味でも妊娠を意識しすぎていて、常に妊娠しないことに悩んでいる感じです。

以上が妊娠にかかる期間と条件です。
あくまで僕の感覚値で科学的でないですが、10年間の不妊治療の僕の印象です。
もちろん、誰でもこんな感じのパターンに、はまるわけではありません。

総合的にまとめると、
・いろいろな種類や強い作用のホルモン剤を使う。そららのホルモン剤を長期間、使う。
・男性側が協力的でない。
・妊娠のことで常に悩んでいて忘れることがあまりない。
・養生ができなくて、以前の生活パターンと何も変わらない。

この条件が強くなるほど、妊娠までの期間も比例して延びていく感じです。

そのまま逆の、
・ホルモン剤を使用していない。
・男性側が協力的。2人で目標に向かってる。
・妊娠のことを忘れている位の良い意味で意識が重くない。
・妊娠するための生活に変えている。

が誰よりも早く妊娠する条件なのかなと思います。
ちなみに他の病気との兼ね合いですが、妊娠に関わっている場合と関わっていない場合があります。
関わっていない場合は、不妊症を優先に治療します。
妊娠んと他の持病と関わっている場合は、総合的に全部を治せるように考えます。

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