不妊症によい赤ちゃんを授かる子宝レシピ

「不妊症によい赤ちゃんを授かる子宝レシピ」
最近、この手のレシピ本などが出てますね。

僕も不妊症の漢方治療をやってるので、流行にのって、「薬膳から考える子宝レシピを紹介します!」と言いたいところですが、ちょっと違う部分からみてみたいと思います。

自分自身の不妊症体験やたくさんの方の不妊治療を通じて、わかったのは、食べ物は「マイナス」から入ること。

どういうことかというと、日本人はサプリ好きでパワーアップが大好きです!
こういうことになると「身体に何かいいものを食べれば変わるんじゃないか」と考えがちです。

しかし、実は、何かを新たに買ってきて、料理したり、飲んだりするより、まずは食べない方がいいものをやめていく方が大事なのです。

相談側の先生も何かを制限するより「これを飲んでたら大丈夫だから」「こんな物も食べた方がいいよ」っていうほうがやりやすいです。

だって、「あれやっちゃダメ」「これやっちゃダメ」って言われたら、
「あそこの店、うるさいわ!」ってなりますからね。

それでも、あえていうと、まずは身体からいらないものを抜いていくこと。

抜いていくものは、添加物や粗悪な油、腐ったものです。
これ何かっていうとまずは「チェーン系の外食」

チェーン系の外食は、仕入れしたものをセンターで保管し、各チェーンのお店に配送します。
そのためには、腐りにくくするために防腐剤などの添加物を使います。
腐らせないようにするったって、元も時間が経った古いものです。
だから、使う食材は、やや腐ったものになります。

チェーン系は安いのが特徴です。
言い換えれば、いかに粗悪な安い材料を仕入れるか。
これに利益が上がるかどうかがか掛かっています。
油だっていちいち上質のものなんて使ってられません。

店内では「新鮮でよいものを提供できる努力をしました」
的に宣伝しますが、現実の経営でそんなことしてたら、あちこちにお店なんてつくれません!
それが現実。

僕は、漢方相談をするようになってから、つくっている人がわからない、その人が直接仕入れてなさそうな店にはいきません。
料理人でなく高校生のバイトにつくってもらったマニュアル料理は食べません。

個人さんのお店がそうなんですが、個人経営のお店は値段が高いイメージがあります。

でも、実際にいってみると、そんなことはありません。
探せば、それこそ安くておいしいところはたくさんあります。

ただしチェーン店みたいに赤色と黄色の看板に大駐車場じゃないですから、それなりに探さないと見つかりません。
まーいい店なんて誰でも簡単に探せるようにはなってません。

うちの店では、相談の時にイタリアンだったらココがいい。
お好み焼きだったらココがいいとよくご紹介しています。

一見、安いけど、実際に食べてるものより遥かに粗悪で安いものが出てくるチェーン系のほうがある意味「高い」ですね。
だって安すぎて、どうでもいいものには1円も払いたくないからです。

次にマイナスしないといけないのはカップラーメンや買いやすい安価なお菓子。
有名メーカーのお菓子はほとんどアウトだと思っていただいたほうがいいです。
後、コインで買えるジュース。
これらは、全て添加物でカサ増しした添加物食べ物。

精子も卵子も結局、僕たちの食べたものを材料にしてつくられます。
手間やお金をかけて何かをはじめるのなら「まず、やめる」
毎日、少しずつ悪影響を与えているものを減らしていきましょう。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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