不妊症も他の病気も医療の行き着く先は個人差?

「月経周期が28日ではなく26日しかないので妊娠できないですか?」
「高温期が10日しか続かないので、妊娠できないですか?」
「排卵反応が月経11日目にあるのは早すぎるので妊娠できないですか?」

現在はネットでいろいろなことを調べることができるので、ネットで書いてある妊娠する条件みたいなことと、自分の状態を比べると、いろいろとダメな要素があるように思う・・・

うちでもこういった質問はよく受けます。

こういったことがあると妊娠できないのでしょうか?

答えは「そんなことはありません。ただの個人差です」

もちろん、どんな状態であっても「個人差なんか気にする必要はないですよ」とはいきませんが、かといって、杓子定規に基準にはまってないから異常というわけでもありません。
逆に基準だから成功するわけでもありません。

医療というと西洋医学が世間の基準医学になっています。
最近こそ、東洋医学である漢方も認識や地位が上がってきましたが、それでも、最後に病気を治すのは西洋医学。みたいなところが無意識にあります。

これだけ漢方をやっていて、病院に治してもらった記憶がない僕でも、未だに、ものすごく体調を崩した時は「本当に困ったら西洋医学」的な考えが浮かんだりします。
もちろん、今は考えが浮かんだとしても実際に病院に治してもらおうなんて思いませんが。治せないだろうし。

西洋医学というのは、見方を変えれば、平均の医学です。
血液検査の基準値やいくつかの症状がマニュアル的に組み合わされば何かの病気と診断されたり。

病気か病気でないかという基準があります。
その基準は、平均的なところからつくられています。

そこに個人差は関係なく「人間」であったら「平均的にはこんな感じだろう」という基準。

不妊症なら「月経周期は28日でないといけない」「高温期は37.0℃近くないといけない」「排卵は14日目」「卵包は1日1mm大きくなる」

まるで、僕らは機械でできていて少しでも他の人と一緒でないことが、おかしいみたいな。

ところが、当たり前ですが、人間は機械じゃないので、個人差があるのです。
顔、体格、性格、好きな食べ物、嫌いな食べ物、食べる量、睡眠の質や量など。
それは、おそらく医者も一緒だと思うのですが、でも治療になると西洋医学は、その機械的な基準に、はまっているかどうかで判断していきます。

女性ホルモンの分泌や循環量なんて、下手したらナノグラム単位で個人差があるかもしれません。
実際、体内のホルモンの分泌量は、かなり細かな単位で分泌されています。

しかし、そんな個人差があるはずですが、ホルモン剤はみんな同じものを飲むのですよ。
「平均的な(人間)だったら、こんな感じのホルモン剤でいいんじゃない」みたいな感じで。

こうやって「人には個人差がある」という観点から見ると西洋医学って逆にかなりいい加減じゃないかと思えてきます。

ホルモン剤を使うなら3周期くらい、徹底的にホルモンを検査して、その人が必要とするホルモン量だけを薬として製造して使う必要があるんじゃないかと思います。

人間には個人差があるけど、薬は一緒って・・・
考えたら超テキトーな感じですよね。

でも実際、なぜ、個人差に合わせないかというと、する必要がないんじゃなくて、そんな手間や時間をかけてられないからです。

そもそも1つの薬をつくるのに何十億とかかります。
一旦、ホルモン剤をつくって承認されたら、法的、理論的に通っているなら、治ろうが治るまいが、たくさんの薬を売ってしまわないと製薬会社は存続できません。
悲しい現実ですね。

漢方は内科とか皮膚科とか科目ごとに治療する医学ではないので、僕のところでは、不妊治療だけでなくベーチェットやSLEなどの難病やアトピーや喘息の治療もしています。

病気や病名が一緒の人も、詳しくみれば、体格、体質、生活環境や併発している病気や症状は、個人差でみんな違いますが、西洋医学では科目でわかれていることもあって、処方される薬や治療方法は一律ほぼ同じです。

最近はベーチェットなどの難病やアトピーや甲状腺障害などの他の病気も、どの治療もほぼステロイドなんですけどね。

個人差どころか、病気が違ってもステロイドですよ。
医療はおもしろい、おもしろくないなどの興味で、やるものではないけれど、なんでもかんでも治療がステロイド使うだけって、よく医療を続けるモチベーションが保てるなと感心します。

誰でもできるわけでもないだろうけど、治療方法がステロイドだけって、誰でもできそうなイメージじゃないですか。

そんな感じで、不妊症だけでなく、いろいろな病気や病気じゃないけど難儀な症状がある人の治療をしていますが、どの治療も詰まるところ最初に考えないといけないのは「個人差」や「その人独自の体質」じゃないかと思います。
これは漢方とか西洋医学とか関係なく。

平均的な「人間」に合わせた薬は、突発的な頭痛や咳なんかには、平均的に誰にでも効くのだと思いますが、誰にでも効くようにつくっているがゆえに、そこに個人差を考えはじめたら「誰にも効かない」治療になっちゃうのですよね。
これは自然の道理です。

逆に漢方は体質をみて、個人差を重要視していく医学ですが、誰かの不妊症に対して成功した漢方薬が他の不妊症の誰かに全く効かないところが、難しいところですね。

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今回は2016年の第1回目です。
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ご相談当日は漢方薬はお渡しできません。相談のみです。
漢方治療や漢方薬の事だけでなく現在の病院の治療のことや薬などの疑問。
飲まれている健康食品のことなど、
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僕自身、元々、話好きなので、お気軽にお申し込みいただけたらと思います。

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