ヨガを実践している人ほど不妊症が多い衝撃の事実

不妊症にヨガなんてものが流行っているようですね。
昔は僕自身そんなにヨガに詳しいわけではなかったので、こんなブログを書こうと思わなかったのですが、いろいろな方の不妊治療をやっている中になぜか、ヨガの先生が何人かいて更にその先生からいろいろと裏事情を聞いたところ、ヨガの先生は不妊症が多いと聞いたので、ちょっとヨガと不妊について書いてみようと思います。

ちなみにヨガの先生がうちに相談に来られたときも西洋医学的に何かの病気があったわけではないですが、漢方体質的にみれば、全然、健康ではありませんでした。

なんだったら、何もしていない主婦の人よりもヨガの先生の方が体質的に悪かったくらいです。

僕も昔、少しヨガをやっていたことがありますので、この現場から得た事実は衝撃的でした。

そんな現場の経験から、うちではごく簡単なポーズ以外のヨガは妊娠の妨げになるので禁止するようアドバイスしています。
特に高温期の後半はやめてもらうようにお話しています。

ちょっと関係ない話しかもしれませんが、アロマも不妊症の方にはよくないと思います。
アロマの先生で4回連続で流産している人を知っています。
本人は、たまたまだと思っているようでしたが、アロマと流産の医学的根拠は考えられます。ここでは語りませんが、また機会があれば・・・

一般的に不妊症に良いと言われているヨガ。
でも、そのヨガが妊娠する邪魔になるかもしれないって、よくよく考えてみたら不思議でもなんでもないですね。
それはヨガのルーツを考えてみれば分かります。

本来は健康法ではないのです。
哲学や宗教的な背景がある瞑想法ですから。
肉体と魂を昇華するための行いなのですね。

日本はこういう、こじつけビジネスが大好きです。
確かに呼吸とポーズによって血の巡りなどがよくなるとは思いますが、本質的にヨガが不妊症を克服するために考えられたものではないです。

健康になるから妊娠につながるというのであれば、ランニング不妊治療とか、エアロビクス不妊治療とかがあってもいいと思います。
ひょっとしてあるかもしれませんが。

こういった、こじつけのノリって多分、ダイエットから来てるんじゃないかな。
りんごダイエットとか、酵素ダイエットとか、目先の真実の方法(運動と食事制限)から目をそむけるためにありとあらゆるダイエットが日夜考え出されています。

ダイエット方法というよりもダイエットをがんばっているように思える儀式ですね。
ヨガでの不妊治療もこの類いのように感じます。

健康になるから妊娠する。みたいな、めっちゃ遠い感じの治療ですね。
よくは知りませんが、子宮の血流がどうたらとか、女性ホルモンがどうたらとか、いろいろとそれっぽくこじつけているのでしょう。
こじつけようと思ったらどうとでもなりますから。

実はこの「こじつけ治療」って漢方でも堂々と行われています。
主に病院などがやっているマニュアル処方です。

西洋医学の病名を元に東洋医学の漢方薬を処方します。
なぜ、そうするかというと、東洋医学の医学理論が理解できないからです。
でも、西洋医学のことなら知っている。
だから西洋医学の考えを変えないままに漢方薬を処方するのですね。

漢方薬自体は悪いものではないので、数打ちゃ中には良くなる人も出てきます。
でもこれって大問題ですよね。

こじつけも素人の人がやれば、その人が勝手に良いものだと思っていればいいだけなので問題ないです。
でも医療の専門家がこじつけで治療するのは問題です。

当たり前の話しですが、東洋医学のお薬である漢方薬は東洋医学の方法で体質を診断し東洋医学的な治療方法に基づいて選び出します。

勝手に「西洋医学でもいける」かのような「こじつけ」を専門家はしちゃいけないのではないかと思います。

なので、病院もこれからはウソでも東洋医学的な問診をとって、じっくりと時間をかけて漢方相談をしたほうがいいんじゃないかと思います。
でも、人数さばくのに必死だから、漢方を漢方らしく行う時間なんてなさそうですね。

どんなことでも本質を見極めてすることが重要なんじゃないかと思います。